これから家を建てたいと思っている方、「パッシブデザイン」という設計方法を聞いたことはありませんか?
「パッシブ」とは「受動的」という意味を持つ英単語ですが、「パッシブデザイン」は機械を使用せずに「太陽・熱・光・風」といった「自然エネルギー」を「取り入れる」設計手法の一つです。今回はそんなパッシブデザインの魅力について解説していきます。
建物の構造や材料を工夫することによって熱や空気の流れをコントロールする手法が「パッシブデザイン」の基本形です。とても快適な室内環境で過ごすことが出来ます。さらに自然エネルギーを活用しているため、地球にもとても優しい設計手法と言われています。
「パッシブデザイン」は快適さをエアコンなどの機械で作るのではなく、「建築技術」によって創造します。具体的には、自然の風や光を設計によって上手く取り入れ、冬は暖かく、夏は涼しい環境を実現します。ですので、電気・ガスの省エネにつながり、機械に依存しない、健康的な暮らしをすることが可能です。
ちなみに、chatGPTに「パッシブデザインのポイントは?」と聞いてみると下記の返答がきました。
1:日射利用: 建物の配置や窓の配置・サイズを最適化し、日射を最大限に利用します。南向きの窓を多く設けることで、冬季に太陽光の暖かさを取り入れることができます。
2:外部断熱: 建物の外側に適切な断熱材を使用することで、外部からの気温の変化を緩和し、内部の快適な温度を保ちます。
3:自然通風: 風の通り道を考慮し、窓やドアの配置を工夫することで、自然な風の流れを作り出します。これにより、建物内部の換気を改善し、エアコンの使用を減らすことができます。
4:熱損失の抑制: 断熱性の高い窓やドア、断熱材の適切な使用によって、建物内の熱損失を最小限に抑えます。
5:熱貯蔵: 熱を蓄える材料や構造を利用し、昼夜や季節の温度差を吸収・放出することで、室温の変動を緩和します。
6:外部要素の利用: 周囲の環境を活用することも重要です。例えば、樹木や地形を利用して風の遮蔽を行ったり、風力や太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用することが考えられます。
これらのポイントを考慮することで、建物のエネルギー効率を向上させ、快適な居住環境を実現することができます。
設計手法としてはまだまだ新しく、知られていない部分がありますが、自然エネルギーを活用した快適な住まいの一手段だと思います。機械に頼らず、光熱費も抑えることが出来、明るく風通しの良い住まいは理想的ですよね。
その分、通常より建築素材などを選ぶため、コストがかかりがちですが、その後の光熱費を抑えることも出来ます。建てる土地や風土によってもパッシブデザインは向き不向きがあります。メリット・デメリット双方を検討しながら、パッシブデザインを活用してみてください。
そのためにも、パッシブデザインを頼む際には建築事例を持ち、専門知識のある施工会社を選ぶことをオススメします。専門家にアドバイスをもらいながら快適なお家づくりを実現させましょう。
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