徐々に進行しております”リノベモデル”。
リノベと一言に言ってもいろんなやり方があるわけですが、今回やっているのは”性能＆耐震向上リノベ”です。

思い返すと、佐賀市役所としても前例がないのでお互いに手探り状態からスタートしつつ、いい意味で協力関係を築きながら今なんとか工事中です。(あの時の不安が懐かしい・・・)

今回は耐震向上と言っているだけあって、しっかり工事前と工事後の状態を数値で見えるかしています。
小難しい話は置いておきますが、『現状は評点0.32だった家が、リノベ後は評点1.54』まで向上する計画です。もっとわかりやすく例えるなら構造の観点から地震がくると『倒壊する家を、倒壊しない家』にまで引き上げた工事になります。

自分達が永く住む家の情報があるだけで毎日の暮らしの安心と資産価値につながれば良いという思いからやるべきことを選んで取り組んでいる感じです。もちろんハードルは高いですが、幸い協力いただけるパートナーがいることで前に進んでいます。

 

 

前にも一度お伝えしたかもしれませんが、建築で大切なのは設計力と現場力の総合力だと思っていて、今回のプロジェクトは設計に関しては、福岡の設計事務所”ループスアーキテクト”さんの協力を頂きました。
現場に関しては、解体から基礎鉄筋や土間コン打ち、その後の木工事に関しても自社職人を主体に取り組んでいます。

 

 

現地打ち合わせでループスアーキテクトさんの吉本社長とも話していましたが、設計はできても現場の質を担保するには、工務店(造り手)の意識と技術が必要になるので自社職人の育成というのは地域工務店にとって必須の課題ですよね。ということを話しました。
まだまだ小城市の小さな会社ですが、そうやって地域工務店の成長と横の繋がりを高めていくことが佐賀で暮らす人にとっての工務店のあり方ということを感じた次第です。

 

今後も、職人育成と良質な家づくりの追求に精進していきたいと思います。
リノベモデルの進捗はちょくちょくアップしながら、現在お客様のおうちでも３件ほど打合せをしながらやっていますが、リノベに関して気になる方はお気軽にご連絡ください。
いつでもご相談お待ちしています。

 

-大園建設-